変わりたいんじゃなくて、 変わらない私を認めてほしかったの。 それだけだったの。 (そんな話です) 何をしたらいいのかな、 誰のマネをしたらいいのかな、 誰に気に入られたらいいのかな、 この本を読んだらいいのかな、 そっ […]
「あめあめ、ふれふれ、かあさん……」 左手に10.5キロの娘、右手には傘を持って保育園に向かっていると、向こう側から人がフェンスを乗り越えようとしてきた。保育園の先生だった。 笑顔がウリなはずの先生たちの中でウリが見えな […]
夜中に目が覚めて、薄暗い天井を見ていた。 「わたしってずっと自由だったんだ……」 そう思った。そう思ったら、あんなこともこんなこともすべて自分が決めてきたことなんだよなぁって。 人のせい、社会のせい、あいつがこう言ったか […]
ストーリーライターとしてある人のエッセイを書いている。 3歳の頃の話から、学生時代、恋の話、運命の人との出会い、子どもの話、将来の夢まで。それらを凝縮したエッセイにすることを仕事にしている。なぜと聞かれたら理由はたくさん […]
「わたし、ライターなんです」 美容院の鏡越しにスタイリストさんにそう告げた。本来、そこは髪型をオーダーするところで、自分が何者かを言う必要はまったくない。でも、わたしは今日、彼にかならずこう伝えると決めていた。 個人で経 […]