はじめます。吉野ヘシルと私の「文字で伝えるほんとう」

1ヶ月ぶりに彼女に会うのはキンチョーした。なぜなら、彼女は常に前進している(ようにみえる)し、仕事を辞める勇気がなく停滞している(ようにみえる)私にはもう興味をなくしてしまっている気がしたから。

だけど、前進も停滞もブランコでいえば前か後ろかみたいなもんで、横からみればどっちも同じだと本で読んだ。1ヶ月ぶりに会って、その通りなのかもしれないなと感じた。

私が思っているほど彼女は自分で先に進んでいる感覚はなく、ただ自分の直感にしたがう勇気と快感を覚えただけ。それは停滞を停滞と感じなくなることで、その逆に私は前進を前進だと感じる感覚がまだわからないだけなんだと。

つまりは、どこにいても感じ方次第なんだと。

彼女は世話焼きだと自分で言う。それは誰にでもじゃなく、昔の自分みたいに自信がなくてくすぶっている人を見るとほっておけない。私との出会いもそうだった。

チャンスの神様とは、ぜったい友達になれないはずだった 〜前編〜

私はチャンスの神様を悲しませたくなくて、がんばった。彼女の言葉はどんどん私を行きたかった世界に連れていってくれた。麻薬みたいにドンドン欲しくなった。

だけど、彼女はそんなこと望んでない。私が私で立ち上がるところを見たい。なぜなら、自分にもできたから、あなたにもできるはずだよ、私が最終目標じゃないよ、あなたのゴールがあるでしょ、もしかしたらもうゴールテープは切っているかもしれないけれど、それに気づいていないだけかもしれないよ。

って。

1月に彼女と出会って3ヶ月の麻薬期間をおえ、4月から私は会社に復帰した。彼女の言葉をもらえない私は、どんどんおいてけぼりにされてるみたいな気持ちになった。元のつまらない私になってしまうのが怖かった。

だけど考え方を変えてみた。がんばろうとするのは、今の自分に価値がないと思っているから。今の私のままで価値がある。どうして? とか理由はいらない。ほんとにいらない。それを考えるとがんばることになってしまう。

麻薬がなくたって、OLの私だって、赤ちゃんで生まれた時は何もできなくても奇跡だとみんなが喜んでくれた。それなら、今もそれでいいじゃない。赤ちゃんの時よりも、読み書きができるようになった。話せるようになった。今の私のままで彼女に会おう。

ふたりが大好きなお寿司を食べて、ヘシルんがここに行きたいといったところは「神泉苑」だった。

赤い橋を渡りながら、ひとつだけ願うところ。

「今の私のままで、すべてを受け取ります」

雨が降りそうだった空を見上げると、そこは青と白だった。

二条から大宮まで歩きながら、36.5度で仕上げたチョコレートを食べて、揚げたてのコロッケを分けて、タリーズでお茶していたら、ふたりでおもしろいことを始めることになった。題して、「吉野ヘシルの定点観測」。

どちらかというと不真面目に、おもしろく、だけどホントウを書きます。私からみた吉野ヘシル。知っている人も知らない人も、知っていることも知らないことも。私が知っている限り、思ったことを隠さず。

ほんと言うとね、もう会わないのかな、て思ってた。それは私の弱さだね。ヘシルんに会うと、自分のできなさを突きつけられるみたいで怖くてこわくて。私みたいに思ってる人、いるんじゃないかな。気になるけど、会うのはちょっと……みたいな。

でもね、やっぱり人って、会うとわかる。会わないまま、ネットだけの文字だけではかっていたらわからなかった。だけど私は書くことのチカラを信じているから、書くからわかること、伝わることがあると思うから、そしてほんとうを書きたいから、吉野ヘシルの笑い声も不安も夢も、ちょっと悩んでいることも、矛盾してるとこも、ありえないことも書いてみます。

おたのしみに。

Thema song:二時間だけのバカンス by宇多田ヒカル、椎名林檎

あなたの心をあばく! 毒だしエッセイお問い合わせはこちら~~~。ぐふふ。

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