夫へ。あなたが人生でやっておくべき、たった1つのこと。

「あなたが人生でやっておくべき、たった1つのこと」をあらかた読み終えた。書き終えたともいうか。

夫が三日間会社を休んでいる。初日は大腸の検査で予定通りの有給。残りの2日は微熱が続いて、朝、会社に連絡をしていた。

いそいそと娘の着替えを済ませ、夫を心配しながら私はほくそ笑んでいた。夫には休みが必要だった。決められたルール通りの休みではなく、こんな感じの人に迷惑をかけちゃうかもしれない、影口を言われるかもしれない休みが。三週連続、土曜出勤で日曜日は家族とおでかけ。いくらでも寝られる体質の夫の睡眠欲は、爆発寸前だったはず。案の定、朝一で病院に行き、そのまま寝て起きたら夕方16時だったらしい。

私はといえば、仕事を終え娘を連れて17時すぎに自宅に戻り、夕飯の支度をし、19時をすぎ何らいつもと変わりない生活が続く。むしろ夫が家にいることで娘の世話や家事を手伝ってもらえるから楽だ。夫は主夫向きなんだよね、なんてね。

夫のイレギュラー休み2日目(実質は三連休の初3日目)の今日は、1週間前に受けた風疹の抗体検査の結果を聞きに行った。思いの外、混んでいて先週は1人もいなかった待合室に10人以上いて座る場所すらなかった。すぐ夫にLINEを打つ。娘のお迎え頼まれたとすぐに返事が来て、やっぱり私はついてるなと思った。

約40分の待ち時間にさっきの本のワークを進めた。やりたいこと、やりたくないこと、したいこと、してはいけないことそれらは全て思い込み。幸せになりたかったはずなのに幸せから遠ざかる。

佳境にさしかかったところで名前呼ばれて診察室に入った。先生がちょっと間を置いて、「あー128すごいね」と言った。え? 「普通30とか次は60くらいなんだけど、これはクイーンだね。女王。ねぇ、今シーズンはじめてくらいだよね」と話を振られた看護師さんもうなづく。

心でガッツポーズのつもりが声に出していた。

「やっぱりね! そうだと思ったんですよ! よかったぁ!」と大げさに喜ぶと先生が「そんなに驚くなんて思わなかったよ」と言いながら笑っていて、とてもいいことをした気分になった。病気の人しかこない病院に超元気な人が来る。場違いなはずなのに。

自宅に帰ってすぐに女王と呼ばれたことを夫に伝えた。本調子で無い夫は伏し目がちですごいねといつものように言った。

そこから寝るまで私の自己アピールオンパレード。本のワーク効果もあって、テンション高く、何の制限もかけずに私は神だ、私はやっぱり天才だと言いながら家事もご飯の支度も済ませた。

三人で寝室に入ったのは、いつもより30分遅い21時30分頃。娘を間において、二人で会話。夫がおもむろに「あみちんみたいになりたいなぁ」と言った。私もついに人からそう言われるようになったかぁと、しみじみした気分になった。

常に自分ではない何かを追いかけて、自分にはないものに憧れて、自分にあるものには目を向けない。私もついさっきまでそんな人だった気がする。

でも、この本をやり終えたら、

もうそんなことは言わなくなるし、言っても仕方のないことだし、言ったってなんの良いことも起こらないし、むしろどんどん悲しくなるだけだと理解できた気がするんだ。

たった3日の休みだったけど、あの時あたりから何かが変わったねって夫と言う日がもうすぐ来ると思うんだ。

私のアドバイスであなたの気持ちを決めたくはないけれど、私みたいになりたいと言ってくれたあなたにちょっと言わせてもらうなら、

あなたが人生でやっておくべき、たった1つのこと。それは……

私を伴侶に選んだ自分を褒めること、じゃなくて、

自分の名前の意味を感じてみることじゃないかな。名前って、お母さんのおなかに入る前に自分で決めてくるって言うよ。私、あなたの名前、好きだよ。

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