はじめます。吉野ヘシルと私の「文字で伝えるほんとう」

1ヶ月ぶりに彼女に会うのはキンチョーした。なぜなら、彼女は常に前進している(ようにみえる)し、仕事を辞める勇気がなく停滞している(ようにみえる)私にはもう興味をなくしてしまっている気がしたから。 だけど、前進も停滞もブランコでいえば前か後ろかみたいなもんで、横からみればどっちも同じだと本で読んだ。1ヶ月ぶりに会って、その通りなのかもしれないなと感じた。 私が思っているほど彼女は自分で先に進んでいる […]

あなたに会えてよかった。偶然を必然にするために私は決める。

人との出会いは偶然な気がするけれど、それが人生の舵や決めごとをそっくりそのまま変えてしまうようなキッカケになったとき、あぁこれは必然だったな、と。 この人と出会うためには、この人に会っていなきゃいけなくて、その前にこうなっていなきゃいけなくて、あの時あの決断をしてたから、こうなったわけで。 すれ違うだけじゃなくて、数ヶ月は時を共にして、共感して褒めあって、きっとこれから先も続くんだろうと思っていた […]

ひきこもりの私との付き合い方。

「社交的ひきこもり」 天才的文才のしいたけ占いさんが天秤座のことを、こう表現していて、あぁやっぱりと思いながら納得してはいけないような気持ちにもなった。 本心を伝えようとするといつも緊張して、小学4年生くらいのときにクラスで番長的な存在の女の子に、何かをもうやめてほしくて、あしたの朝、靴箱でこういうんだ、あーいうんだって、おふろの中で練習した。意を決して挑んだその日はタイミングを逃したけれど、それ […]

チャンスの神様とは、ぜったいに友達になれないはずだった 〜後編〜

「あみあみ、これ見てみ」 彼女のエッセイを書き上げてから1週間後、メッセージがきた。 チャンスの神様とは、ぜったいに友達になれないはずだった〜前編〜 そこには心理カウンセラー心屋仁之助さんのブログのリンクが貼られていた。彼女は彼の英語の先生で、来月から新しいカリキュラムをスタートするために自己紹介が必要だと聞いていた。 だけど、私の書くものはエッセイ。本人の人生をぎゅっと凝縮した小説のようなもの。 […]

チャンスの神様とは、ぜったい友達になれないはずだった 〜前編〜

「名刺? わたし持ってない。だって、めんどくさくない?」 名刺を配るのが当たり前の場で彼女は、笑顔で言い放った。こっちが悪いことをしているみたいで恥ずかしくなる。そんな言い方……。 ベリー色の派手なワンピース。ストレートの髪に濃いメイク。大きな笑い声。目立とうとしている人って苦手。彼女とは友達になれそうにもない。 「起業家に夢を語る13人の女子」と題されたそこに彼女はいた。本当は私も真っ赤のセータ […]

あなたみたいな人になりたい。うっかり送信メールが夢に変わるまで。

出会いは偶然だった。暇つぶしに見ていたフェイスブックのタイムラインに出てきた。     たしか、「働く女性を応援します」とか、そんなメッセージだった。仕事の休憩中で、ぼんやり、たぶんだるそうにスマホを見ていた。大学時代の友達から話があると持ちかけられていて、めんどくさいけど返事しないとなと思っていた。返事をするのがイヤだったからなのか、本当にピンときたのか、スクロールする親指が […]

がめつく生きろってなんだよ。20年前の先生に言いたいことがある。

「がめつくなれよ、もっと」 はぁ? しかなかった。三者面談で目の前にいる担任の先生の言葉。隣に座っている母も黙っているので、同じ気持ちだろうとチラッと見やると、なんと泣いていた。家に帰ってからも母は、「あの先生だけよ、あんたのこと、わかっとるのは」とまたウルウルしていた。意味がわからない。 「がめつくなれ」とは、標準語風に言えば「積極的に」の意味。もっと汚く言えば、「人を蹴落とすぐらいの気持ちでい […]