母であることも、女であることも、私が私であることも幻想だとしたら。

「あ、今日、母の日だ」 夫がCMか何かを見て言った。日曜日の朝、11時。雨。けっこう激しい。天気予報は当たり。昨日から体がだるく、寝れば治るものだとわかっていた。外は雨。そして母の日。 「そうだ、あなたたち! わたしに感謝しなさい」言葉がわかっているのか、わかっていないのか大人の都合でわかっているようで、わかっていないような一歳半の娘と、私の言葉は100パーセントの理解を示してくれる3つ年上の夫に […]

「お金がない」願いが今、叶ってる。悪魔とのおしゃべり

先月、知恩院で写経したときの写真。阿弥陀さまにいろんな願いごとをしたんだけど、この時、あーなったらいいな、こーなったらいいなって。 でも、叶わない、叶わないと思っていたから、「叶わない」現実がかなっていた、という。 お金がない、お金が欲しいから、「お金がない」願いが叶っている。 この本、すごい。 昨日書いたごめんね、ずっと無視してたのと、同じことが書いてあるのを別の本で読むなんて。 もう寝なきゃな […]

ほんとうの優しさとは。与えて受け取るチカラ。〜藤本さきこさん読書会〜

「写経は仏様のコピーです」 早朝の知恩院で正座する私に向かってお坊さんはいう。「自分の字で書くのではない。何者かになりたいのなら、その人をそっくりそのままコピーすればいい」 なるほど。でも簡単に言うけど、簡単じゃない。写経は自分の心をうつす鏡だとも言われ、余計に緊張した。たった1枚の写経に1時間もかかり、どっと疲れた。ただ文字をなぞるだけなのに止め、はね、はらい、すべてを真似しようとしても、自分の […]

私を傷つけた小説の主人公に救われる。言葉って、やっぱりおもしろい。

ストーリーライターとしてある人のエッセイを書いている。 3歳の頃の話から、学生時代、恋の話、運命の人との出会い、子どもの話、将来の夢まで。それらを凝縮したエッセイにすることを仕事にしている。なぜと聞かれたら理由はたくさんあるけれど、まずは書くことがすきで、私がすきなことがみんなも好きなわけじゃなく、私の力を使って自分の思いをわかりやすく形にしたい人が世の中にいるなら、ぜひお手伝いしたいから。 手探 […]

さよなら、私。こんにちは、私。〜村上春樹「職業としての小説家」みうらじゅん「自分なくしの旅」を読んで〜

文字は単なる文字でしかなかった。昨日までは。 年末だから、なんとなく大掃除をしたら、読みかけの村上春樹さんの「職業としての小説家」で手が止まる。 2015年のたしか冬に、仕事帰りに、主人のいない一人晩ごはんをどう満喫しようかと、自宅から徒歩5分の行きつけのイオンで夕食を済ませ、それでも時間があまったから、本屋さんに寄ったら店頭で目に飛び込んできた。 こっちをじっと見つめるかのようなモノクロの人。ぶ […]

魔法使いの条件はたったひとつ~これからの世界をつくる仲間たちへ 著:落合陽一~

カルチャーショックって、外国人と出会った時に受けるものだと思っていた。まさか、同じ国で生まれた人から受けるとは思っていなかった。そうか、同じ日本人でも生きてきた世界が違うってことがあるんだね。これが彼氏とかちょっと近い存在なら、さみしいな、分かり合えるかなって寄り添うことを目標にするのかもしれないけれど、今回はケタが違う。違いすぎて、カンタンにさみしいとか、近づけるかなとかそんな気持ちにはまったく […]

亡くなった人が降りてきているとおもうのは、おこがましいですか

失礼ながら、彼女の訃報により彼女を知った。彼女を慕う作家さんが投稿していたのを見たからだ。「そんな人がいたんだ」と、その時は軽く思っただけだった。   去年の11月。ちょうど私は出産後1ヶ月で精神的にも体力的にもブルーの真っ只中だった。人の話どころではなく、流れていく情報のひとつに過ぎなかった。ただ、その作家さんが旅行先で訃報を知り、チェックアウトの時間なのに崩れるようにホテルの部屋に座 […]